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薔薇窓傘の製作記録 OEM断念→ならば手作りだ

こんばんはTowakoです。

前回の記事でも書いた通り、傘の一般的な形でのOEMは断念せざるを得ませんでした。
しかし、技術的、金銭的な理由で難しい事をやろうとしている、ということが
逆に「今まで世の中になかったものを作ろうとしている」ということだと思えて、
なんとしてでも実現させたいと思うようになりました。

薔薇窓傘のコンセプトは「一人分の聖域」「心を守る為のファッションアイテム」です。
コロナ禍の中にあって、日々メンタルを削ってくるようなニュース、デマが飛び交っている
今の世界に、必要とされるものだと思っています。
ファッションは自分の身を守るものであり、言葉なき主張だと考えているので、
薔薇窓傘は持つ人の心を俗的な物から守り、聖性を表明するものとして作っています。

とにかく、OEM以外の方法ででも作らなくてはなりません。
そこで思いついたのが、
「ビニールシートを購入し、印刷し、自分で熱溶着、傘の骨を別で購入しくっつける」です。
チャレンジングですが、当時はそれがベストの方法だと思いました。

特にOEMと違って良さそうだったのは
手作りすれば一点一点品質をチェックしながら作業できる。ということです。
一万本もの品質チェックできない傘がある日中国から送られてくる、というのはなかなか恐ろしいので
「いい考えだ!」と思いました。

そこで、まず私は「ビニール傘の生地に使われている透明の素材は何というものなのか」を調べました。
塩化ビニール、
ポリオレフィンエラストマー、
ポリエチレン
等だとわかりました。
「これを買って印刷だ!」と思いました。

ビニール素材のシートを売っている会社はすぐにみつかりました。電話をすると、塩ビの0.08ミリの暑さのシートをすすめられました。一巻き丸ごとだと100メートル9000円とのことでした。買えない値段ではないが、100メートルは物凄い。
まずは巻きで100メートルではなく、割高になってもカットしたものを購入することにしました。
100メートルのビニールシート巻きで買ったらどれくらいの太さか見たかったけど、そうしなくて良かった。
3メートルだけ購入しました。

次に、傘のOEMの問い合わせをした時に親切に対応して下さった会社に、傘の骨だけを購入できないか質問しました。
薔薇窓傘のことを気に入ってくださったのですが、
ビニールの溶着をしていないとのことで、断られた日本製の傘のメーカーさんでした。
「傘の骨だけを用意することはできるけど、生地の部分は自分で溶着しなければならない。そうしたら、それに合わせた骨を用意するよ」
とのことでした。

これで薔薇窓傘を作れると新たに確信しました。
今考えると、割と無謀な方法なのですが、
OEMを諦めても薔薇窓傘を作ることができると確信できたことが本当に良かったです。

Towako
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